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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
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今日は何の日かご存知ですか?

そう。あの有名お菓子の日です。と、いう事でやってしまいました。
すんごいくだらない+短いので、目次にも載せず『小話』程度で。

埋二? いえいえ二埋です!言い張ります。無謀でも。

まさに「勢いでやってしまった」の一作です。
でも反省はしてませんー!
ちなみにお菓子名はちょっと変えてます。いや、全然変わってないかも。

「暇だから覗いてやろう」というあなたは、あの棒お菓子を片手に
【つづき】よりドウゾ!






「第一回!チキチキ!見えない学校ポッキィーゲーム大会ー!」
「何それ?何の冗談?何の嫌がらせ?」

11×11


「いやですよー大先生!こないだ言ったじゃないですかぁー」

確かに11月11日はポッキィの日なんだよって言ったよ。
こんなゲームがあるんだよって話しもしたよ。でも。

「蝙蝠猫、あんなゲームはくだらないって君も言ってたじゃないか」
「いやいや!人間達の楽しむもんを学ぶっつーのも、コレ。
 十二使徒の役目じゃないっすかーあ、ヨイショ!」

ハエ叩きならぬコウモリ叩きでもあればなぁ。

「っていうか、みんなやる気満々だね…」

他の十二使徒達がわくわくお喋りを繰り広げてる。
家獣は口がない?し、蝙蝠猫は実況役、ピクシーは小さ過ぎるから
この大会らしきものは十人の使徒+僕で行うらしい。

「幽子や鳥乙女も参加するの!?」
「勿論よ!絶対一位になってやるんだから!」
「わ…私も…!」

一位になると十二使徒を一人自由にできるらしい。

「絶対一位になってやるからなー!」

メフィスト二世まで盛り上がってる。
こうなったら、もう止めるより参加した方が早い。
僕はため息を一つだけついて、強制参加させられた。
お互い半分ずつポッキィを食べる。
食べられなかった方が、食べた分が少なかった方が負け、らしい。

「最初はー!サシペレレVS百目でヤンスよー!」

食い意地の張った百目はポッキィを半分ボリボリ食べてしまった。
サシペレレはさすがに一口も進まなかった。
そりゃあの目に睨まれたら食べられないよ。百目の圧勝だった。

次はヨナルデVS象人。
象人は普通に食べていったけど、ヨナルデは甘いものが食べられなくて敗北。
ポッキィ関係ないんじゃ…。

妖虎VS幽子は、涙目になってる幽子に負けた妖虎の敗北。
だからこれ、ポッキィ関係ないってば。

次はメフィスト二世VS鳥乙女。
でもやっぱり女の子の鳥乙女には辛いゲームだったようで
余裕の顔で半分食べ終えた二世が勝った。

「(…なんかムカつく)」

満面の笑顔のメフィスト二世に僕の心中は
訳もわからず苛々。

僕の相手はユルグだった。
さすがに一本分の長さは、普段、寄らない近さだ。
全くいつもと変わらないユルグはいつまでも半分食べてくれない。
いつまでもこうしてるのも嫌で僕は諦めて、半分食べた。
不本意な勝利だなぁ。

「二回戦第一回はー!百目VS象人ー!」

さすがの象人も、百個の目玉に睨まれちゃ一口も進まない。
百目は優勝候補に上がった。

「まだまだ食べれるモーン!」

ゲームとか大会とかじゃなく、
お菓子を食べられるとしか考えていない百目が
準決勝で、僕の相手になった。
これなら穏便に負けれそう。 そう思った、のに。

百目は目玉をキョロキョロさせて一口も進まない。
結構待って、周囲から『頑張れ百目ー!』とか
『悪魔くん今だー!』とか聞こえてくる。

「(…しょうがないなぁ)」

結局僕が食べて、またも不本意勝利。

「僕…悪魔くんを負かすなんてできないモン」

可愛い優しさも今は苦しい。
僕を思うなら勝ってほしかった…。

次はメフィスト二世VS幽子だった。
予想通り、幽子は勝負前にはもう真っ赤な顔。
二世は笑いながら半分食べ終えた。

僕の心中はますます穏やかじゃない。

「(ニヤニヤしちゃって…)」
「いよいよ決勝ー!栄光の1位はぁー!?」

僕とメフィスト二世の一騎打ちとなった決勝戦。
なんでもいいから早く終わらせて帰らないと。
遅くなったらまた母さんに怒られる。
けど、二世はいつまでも動かない。
真っ赤になった顔がオタオタしてるのが見えた。

「(幽子や鳥乙女には余裕だったくせにッ…)」

思い出して、ついにキレた。
僕はボリボリ半分食べ終えて

「おぉー!悪魔くん大先生のしょう…」

メフィスト二世の襟首を掴み、もう半分もボリボリ食べてやった。
逃げようとする襟首を引き寄せて、口の中にあった分も舌で奪ってやって
ようやく離すと、メフィスト二世はもう、耳まで真っ赤。
初めて見た二世の顔に思わず笑ってしまう。

「ごちそうさま」

二世は固まったまま。他の使徒はその二世を見て大爆笑。
僕の心中はようやく穏やかになった。

「(…何に苛々してたんだっけ…)」

自分が不思議だったけど、とりあえず。



帰りに、ポッキィ買っていこう。


おしまい。
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