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プロフィール
HN:
仲里 沙月(ナカザト サツキ)
性別:
女性
趣味:
読書*映画鑑賞*ゲーム
自己紹介:
7/12生
本の虫!倅とメシアが大好きです!好き過ぎる!
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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
ちょ!もうすぐ1000だ!何にも考えてないヨ!
うーん……でも1000取った方はリク受け付けますので!
拍手からで結構ですので是非お知らせください!
4桁記念かー…絵が描けたら記念絵でも描くけど
残念。仲里に絵のセンスは無い。神様のケチ。
なんか良い案 まだ募集中です!
さて。本日は『未来編』第二話です。
これがやりたくて『未来編』ができたと言っても過言ではない。
実はモトネタは他サイト様の素敵絵でした。もうそれを見た時から書きたくて!
でも書いてみると随分、別物になった…。まぁ、いいか。
今回は成人向けです!
未成年は見ちゃだめです。
でも読み返すとやっぱり大した事ないなー。
ゴシックホラー30題で成人向け暴走します!(しなくていい)
はい。そんな感じで。
準備OK!の方は【つづき】よりドウゾ!
うーん……でも1000取った方はリク受け付けますので!
拍手からで結構ですので是非お知らせください!
4桁記念かー…絵が描けたら記念絵でも描くけど
残念。仲里に絵のセンスは無い。神様のケチ。
なんか良い案 まだ募集中です!
さて。本日は『未来編』第二話です。
これがやりたくて『未来編』ができたと言っても過言ではない。
実はモトネタは他サイト様の素敵絵でした。もうそれを見た時から書きたくて!
でも書いてみると随分、別物になった…。まぁ、いいか。
今回は成人向けです!
未成年は見ちゃだめです。
でも読み返すとやっぱり大した事ないなー。
ゴシックホラー30題で成人向け暴走します!(しなくていい)
はい。そんな感じで。
準備OK!の方は【つづき】よりドウゾ!
「じゃあ、おやすみ」
「大人しく寝ろよ」
「おやすみなさい」
「ケッ」
*Tuesday
僕たちは、大きい方の僕たちに就寝の挨拶をして
客室に戻った。
「夕飯、美味しかったね」
「あ?…あぁ、まぁな」
豪華なディナーを並べて、二人の二世には何故かラーメン。
二人とも同じ笑顔で食べるから、思わず笑った。
「あのラーメンも大きいメフィスト二世が作ったんだって」
「へぇ…っつか、その呼び方やめろよ!」
だって、同じ名前じゃ、どっちを呼んでるか判らないから。
僕は"悪魔くん" 大人の僕は"メシア"。
メフィスト二世は"小さい二世"と "大きい二世"。
小さいのも大きいのも、どっちもあんまり大差ない気もするけど。
「おい。今スゲー失礼な事考えただろ」
「別に……あ。これ、返さなきゃ」
テーブルの上に置いたままにしてた一冊の本を取り上げた。
「明日でいいだろ」
「でも…なるべく早く返してって言ってたし」
暇だと呟いたのを見つかって。
メシアが貸してくれた本は、もともと借り物らしくて
近々返さないといけないから、なるべく早く返してほしいって
言われてたんだ。
「僕、ちょっと部屋まで届けてくる」
「あー…判った。悪魔くん一人じゃ迷子になるかもしれねぇしな。
俺もついてくぜ」
ありがとう、と笑って答えたけど
今思えば この時に得意の、大丈夫だから、を出していれば
僕たちの未来は大きく変わっていた気がする。
***
「寝てる、かな?」
「まだ大丈夫だろ」
僕たちの客室の真上にある主達の寝室の扉を少し開けて
中を覗き見た。
「…真っ暗だよ」
「でも声が聞こえるじゃねぇか。入ってみようぜ」
挨拶も無しに侵入するのはどうかとも思ったけど
寝てるなら起こすわけにはいかないし。
渋々、僕は二世の後に続いた。
部屋は、やっぱり僕たちのより広くて、
扉を潜ると、衝立てが一つ立っていた。
その隙間から二人で顔を覗かせて …見てしまった。
「あ、ゃだッ!…に、二世ッ、待っ」
「何言ってんだ。こんなにしてるくせに」
「ひゃ、ぁ、あ、んッ!」
ベッドに二つの影。
見間違うはずがない。二世と僕が……
「も、ぁ、やだ…ッ!」
「じゃあどうされたいんだ。言ってみろよ」
覗き見た二世の目はここからでも判るくらい真っ赤に光っていて
僕は、目を離せなくなっていた。
「二世ッ…もぅ、…欲し、ぃよッ…」
「…ヨクデキマシタ」
暗くて何をしてるのかよく見えないけど
ベッドの中で抱き合って、メシアが悲鳴をあげた。
服もシーツも乱していくのが、月明かりに見えた。
自分で自分の顔が真っ赤になってるのが判るくらいになって
僕は二世の袖を引いて、二人で客室に舞い戻った。
手を繋いだ二世の顔も、真っ赤だった。
部屋に戻ってきて 僕たちは赤い顔で固まったまま。
まだ信じられない。
いくら僕たちが進む未来じゃないからって…二世と、僕が?
「……もう寝ようぜ。さすがに、今日は疲れただろ」
「あ、う、うん…」
って、眠れる訳がない。
驚いて、とにかく驚いて、まだドキドキしてる。
隣にいる二世も、眠れないみたいだ。
何回か二人して寝返りを打って、何度目かで目が合った。
二世の目は、大きい二世と同じように赤く光っている。
僕はそれから目を離せなくて、布団を上げるふりをしながら
二人ともちょっとずつ近寄って キスをした。
酔うように何度もして、二世が僕の上に乗って来ても絡んだ舌は解けないまま。
「ん、…んんッ…」
キスなんかした事なかった、けど。
苦しいのに、凄く気持ち良くて、声が漏れた。
ようやく離されて、僕も二世も息が少し上がっていた。
「…なぁ」
「…なに?」
「…名前、呼んで、いいか?」
キスしたのに、そこで赤くなるなんて順番が違う気がした。
思わず笑って、二世の額にキスをして、いいよ、と笑った。
「僕も、二世って…呼んでもいい?」
「…あぁ」
二世、と囁くと赤い顔が照れた。なんだか、すっごく、可愛い。
この時、僕はきっと忘れてたんだ。
悪魔は魅了して、人間を自分のものにするんだって事。
***
なんでこんな事になってんだ?と、頭の片隅でぼんやり考えていたが
答えが浮かぶ前に、また目の前に夢中になっちまう。
動かす度に、そこからさっき出した分が溢れて、何も考えられなくなっちまう。
「はッ、ぁ…に、せい、もう、無理ッ…あ!」
苦しそうに息を吐いているのに、どういう訳が止まらねぇ。
さっきまで背中に回っていた腕も、今は力なく落ちちまってる。
見た事もねぇ程乱れた姿に見蕩れながら、あぁ辛いんだろうな、なんて
思ったが
「ひ、…ぁ、いッ…ゃだ…二世ッ」
ホラ。そんな風に呼ぶから。
「……真吾」
「ん、ぁ!…ひゃ、だッ…も、中にッ…ぁ、出さなッ、ぃで…!」
苦しい、と訴えても聞こえないふりで益々激しくした。
「ぃ、やああッ!あッ…ぅ、あッ、ああッ…」
中で吐き出すと、何度か呻いて真吾は気を失った。
閉じた瞼から涙が流れてて、俺はようやく我に返った。
慌ててステッキを出して、真吾の身体を綺麗にしたが
ピクリとも動かず、起きる気配もねぇ。
起きたら謝らねぇと、と思いながら、隣で俺も目を閉じた。
「ど…どうなってんだ?」
朝起きたら 俺の背は随分高くなっていた。
あっちの二世程じゃねぇが、確実に真吾よりは高い。
服はデカくすりゃ問題なかったが、どうにも魔力が余っているようだ。
いつもより伸びたステッキをマジマジ見ていたら、ノックの音が鳴った。
答える前に開いた扉から、真っ白の、
デカめの単着物を着たメシアが顔を出した。
「おはよう。起きて……」
言葉の途中で、慌てて部屋に入って、俺と眠ってる真吾を交互に見た。
「…あー……」
「おい、なんだよ」
「…………あー……」
「てめっ!なんか知ってんのか!?」
何騒いでんだ、と今度は向こうの二世が顔を出した。
あいつもすぐに俺と真吾を交互に見て、いきなり殴られた。
「痛ぇ!」
「バカヤロー!お前ッ…痛ぇ!」
今度はメシアがデカい二世の頭にパンチを喰らわせていた。
「君が怒る資格は な い の!早く薬持ってきてあげて。
小さい二世は、僕と行くよ」
「…へいへい」
「行くって…どこにだよ」
愛のお説教部屋、と言われて目眩がした。
メシアは片手で俺の手を繋いで、無言で廊下を歩いた。
***
連れていかれたのは昨日とは別の応接室だった。
ソファに向かい合わせで座って、メシアはもう一度ため息をついた。
「何から話せばいいのかな…」
「…なんだか判らねぇが、俺がデカくなってんのに心当たりがあるのか?」
「心当たりも何も、君は精気を吸い過ぎたんだよ。
だから、身体が大きくなる程魔力が増幅したんだ」
「精気って……」
「悪魔くんの…救世主の精気」
「俺はそんなもん吸った覚えねぇぞ」
そう言うと、驚いた顔で見つめられた。
「…気付いてなかったの?」
「なんの事だよ?」
うーん、と少し唸って、じゃあ単刀直入に訊こう、と向き直った。
「悪魔くんを抱いたでしょ」
「は!?」
自分の顔が赤くなったのを自覚したと同時に、目の前のメシアが項垂れた。
「実は、今朝僕たちの部屋の前でこれを見つけたんだ」
単着物の袖から出した本をテーブルの上に置いた。
さっきは気付かなかったが、それは確かに昨夜、真吾が返しに行こうとした本だった。
「普段、城には僕と二世だけだから鍵をかける習慣があんまり無くて…
まさかこんな事になってると思わなかったけど。
あのね、君はただ悪魔くんを抱いたとしか思ってなくても、
彼は精気を吸われ過ぎて…多分今日一日は起きてこれないんじゃないかな」
そう言われて、気を失った真吾の顔を思い出した。
「…俺のせいで…」
「でも仕方ない事なんだよ。悪魔にとって救世主の精気は特別なんだ。
むしろ、死ぬ前に止まって良かったよ」
「死ぬ!?」
「精気は血液と同じなんだ。少しくらい失っても、栄養と休息で回復するけど…
一度に大量に、ましてや全てを失ったら、死ぬんだ」
もう少しで真吾を殺すところだった。
そう思うと手が震えた。
「今回の事は僕たちの責任だ。君は、何も悪くないよ。
その姿も適当に魔力を使っていればすぐに戻るし」
「…でも、あいつは…」
「好きなんだろ?悪魔くんの事が」
そう問われて、自分でも顔を真っ赤にしたのが判った。
目の前の奴は俺を見て大笑いしてやがる。
「何がおかしいんだよ!」
「あ、いやいや…ふ、くくくッ…ご、ごめッ」
ひーひー言いながら笑いを落ち着かせて
「ほんと可愛いね」
なんて言いやがった。
***
倦怠感の中で目を覚ますと、小さい二世が傍で僕の手を握っていた。
「真吾、大丈夫か?」
「二世……あれ…今、何時」
「それより、起き上がれるか?飯、用意してんぞ」
テーブルの上から美味しそうな匂いがしてる。
そういえば、お腹空いたな…。
食べるよ、と言うと二世は予想以上に喜んで
ベッドまで食事を運んで来た。
美味しそうなシチューが湯気を立てていて
はふはふ言いながら口に運んだ。
「でもこれじゃ、病人だね」
「病人なんだよ」
「……あちッ……え?」
「とにかく黙って食え。その後で…説明すっから」
二世は眉間に皺を寄せて俯いてしまった。
僕はそれを横目で見ながら、熱々のシチューと格闘した。
美味しく一皿綺麗に食べ終えて
二世に言われるまま薬を飲んでベッドに横たわった。
また睡魔に襲われたけど、しっかり目を開けて
二世の話しを聞いた。
「……精気…」
「あぁ……無意識とは言え…謝って済む事じゃねぇ」
深刻そうな二世とは裏腹に、僕はあまり実感がなかった。
怠いだけで元気だったし、食欲もあった。
「もういいよ。本当に平気だし…僕にも責任があるよ」
勢いに任せて、親友のはずの二世とあんな事をしてしまった。
二世は今も変わらず接してくれるけど、本当は
とても幸せな事なんだ。
「バカ。全部、俺のせいだろ」
「二世。だから、そんなに」
「お前は……嫌じゃ、なかったのかよ」
一瞬何を訊かれてるのか判らなかった。
けど、すぐに気付いて、二世を見つめてしまった。
「同意の上、みたいなもんだったじゃない」
「けど」
「二世は…嫌だったの?」
自分で訊いたのに、言わなきゃ良かったとすぐに後悔した。
沸き上がる不安と、ほんの少しの、期待。
二世は首を横に振って、僕の手を握った。
「…俺、お前が好きだ」
赤い顔を見て、安心した。
「僕も…君が好きだよ」
真っ黒な目が驚いた。でもすぐに照れたように笑って
ゆっくりキスをした。
「大丈夫そうだね」
「メシアが覗き見なんかすんなよ…」
「いいじゃない。さすがに窓の外から覗かれてるなんて
思わないって」
「…久しぶりに"背中に乗せろ"っつーから何かと思えば…」
「だって気になるじゃない!」
「へいへい」
「さて。一件落着したところで、コーヒーでも飲みますか」
「…お前ほんと悪魔使いが荒いな…」
「愛だよ、愛」
「「大好きだよ、二世」」
つづく?
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