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プロフィール
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仲里 沙月(ナカザト サツキ)
性別:
女性
趣味:
読書*映画鑑賞*ゲーム
自己紹介:
7/12生
本の虫!倅とメシアが大好きです!好き過ぎる!
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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
【サファイアの神】は、ある漫画のパロですが、
色々アレンジし過ぎて意味わかんない事になりつつある5話。
でもこの話しが好き!なので書いた本人は満足です。
では!【つづき】よりドウゾ!
色々アレンジし過ぎて意味わかんない事になりつつある5話。
でもこの話しが好き!なので書いた本人は満足です。
では!【つづき】よりドウゾ!
(5)
神衛隊に捕らえられた僕は王宮まで運ばれた。
途中で、大きな湖を見た。
『花火でも打ち上げてくか?』
そう言って笑った君。
虚ろに開けた目から涙が溢れたけど、拭ってくれる手はもうどこにも無くて
それが余計に雫を落とした。
王宮に着いても僕は鎖に繋がれたまま
クレスに見張られながら、儀式の準備だと大きな湯船に入れられた。
「しっかり汚れを落とせ。手伝ってはやらんぞ」
クレスの言葉を無視して、身体を洗うフリをして
周囲を見回した。
一人で入るには大き過ぎる浴室。
華やかで綺麗な……大勢の血に滲んだ国の王宮。
「逃げようとしても無駄だ。
逃げれば代わりにどこかの子供が死ぬだけだがな」
「…誰が…逃げるものか…」
また滲む視界に、僕は顔をお湯につけて誤摩化した。
湯船から出ると、マスクをつけた女性が僕に真っ白な服を着せた。
首もとに大きなサファイアの着いた、真っ白なドレス。
一度、君が僕にドレスを着せようとして、怒った事があったっけ。
僕は目を閉じて、色んな人の顔を思い出した。
ロデ ディスター カルナ
博士 十二使徒のみんな
…二世
勝手をするけど 許してね。
"悪魔くん"じゃない "僕"が 許せない。
必ず 神を王座から引きずり下ろしてやるッ…!
身支度が終わると、王宮の一室に入れられた。
外には見張り。窓には鉄格子。武器にできそうなものもない。
何か応用できないかと探していると、扉が開いた。
訪ねてきたのは 神だった。
「…お前達は下がって良い」
後ろのクレスと神衛隊に告げると扉が閉ざされ
二人きりになった。
「…お前と一緒にいた、あの黒い子供…何者だ?」
「…ただの子供だよ」
「空を飛び、剣も相当の腕前だったと聞いた。
それで"ただの子供"か?」
「……」
拳を握り、神を睨んだ。
「彼はもういないッ…!あなたに話すことなんか何も無い!」
そう叫ぶと神は僕の顎を掴み、自分の方を向かせた。
それでもまだ睨んでいると喉を鳴らして笑い出した。
「つくづく強情な子供よ。
…その心臓を抉り出す瞬間が楽しみだ」
神は小さな瓶を取り出し、それを自分の口に含み
キスをされた。
触れた唇から液が流れ込み、僕は思わずそれを飲み込んでしまった。
それを見て、神は僕を壁へと突き飛ばした。
小さなテーブルに叩きつけられ、その上にあった花瓶が音を立てて割れた。
「毒ではない。眠るだけだ…一昼夜、懇々とな。
目覚める事は、もう二度とない」
頭が揺れて、意識が急速に消えていく。
僕は花瓶の破片を握りしめた。
眠っちゃ駄目だッ…!
「惜しいものだ。
泣いて命乞いをするお前が見てみたかった」
眠っちゃ………だめ…だ……
「眠るがいい 永久に」
…………二世ッ……
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