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仲里 沙月(ナカザト サツキ)
性別:
女性
趣味:
読書*映画鑑賞*ゲーム
自己紹介:
7/12生
本の虫!倅とメシアが大好きです!好き過ぎる!
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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
拍手お礼作品でした。
またタイトルに困ったので今回は英語で
『剣を振る姫』です。
そのまんま、て感じです。
なんか二人のピースサインが見たくて
思わず書いた一作。
イチャイチャの仲良しな二人が好きだヨ!
という方は【つづき】よりドウゾ!
またタイトルに困ったので今回は英語で
『剣を振る姫』です。
そのまんま、て感じです。
なんか二人のピースサインが見たくて
思わず書いた一作。
イチャイチャの仲良しな二人が好きだヨ!
という方は【つづき】よりドウゾ!
・Princess who shakes sword・
下校途中襲われた黒悪魔と防空壕の前で戦闘になった。
幽子、百目、二世と戦っていたけど、状況は苦戦を強いられている。
防空壕の前を悪魔に立ち塞がれて、魔法陣まで行けない。
次々くる攻撃に、新たに魔法陣を書く事もできない。
「(これじゃあ、みんなを召喚できないッ…!)」
大きな身体に、翼で空を飛ぶ黒悪魔は
その手から炎を出して攻撃をしてくる。
「わぁあああ!」
「百目!」
「百目ちゃん!」
「この野郎ッ…魔力!絶対零度!」
二世の絶対零度が炎で掻き消され、
二世の左腕が炎に包まれた。
「ぅわああッちぃ!」
「二世!…そんな…絶対零度も効かないなんて…ッ!」
「どうした、悪魔くん。手駒はそろそろ尽きそうだな」
百目は気を失って、幽子も傷ついている。
二世の左腕は、きっともう動かさない方がいい。
炎。炎を…掻き消すんだッ!
僕は幽子に小さく指示を伝えて、二世に走り寄った。
「二世、大丈夫?」
「あぁ…だが、上がらねぇんだッ…」
必死に腕を上げようとするのを止めて、
右手にあるステッキを僕も握った。
「左腕は使っちゃ駄目だ。…僕の腕を貸してあげる」
僕は右腕を二世の首に回した。
やろうとした事を理解したのか、二世は口端を上げた。
「しっかり捕まってろよお姫様」
「しっかり飛んでよ、王子様」
二世が地を蹴って飛び上がった。
炎を出そうと構える黒悪魔を見て、僕が叫ぶ。
「今だ!幽子!」
「照魔鏡ー!!」
照魔鏡の光が黒悪魔を照らして、
手から出た炎は照魔鏡へと向かい、
そして黒悪魔自身に跳ね返された。
それを振り払う頃には、僕と二世は
黒悪魔の頭上まで上がっていた。
「いくぜ」
二世の右手と僕の左手で支えたステッキが、炎を上げた。
「「魔力!火炎放射ー!!」」
ステッキから放った炎は悪魔を包み、
それでも僕らはステッキを構えて
折れそうになる肘を必死に伸ばした。
黒悪魔は断末魔を上げて、そこから消えた。
「やっぱり!より大きな炎なら」
「いや…それより……悪ィ、限界」
え?と問うより早く、僕らは真っ逆さまに落ちた。
バサバサバサ、と木の上に落ちたから良いようなものの…
危うく大怪我するとこだよ!
と、文句言ってやりたくなったけど、
魔力を使い果たしてヘロヘロになってる二世を見て、
それも言えなくなった。
木の枝の上で、二世に抱えられる僕は、
目の前の白い頬を撫でた。
「やっぱ"悪魔くん"は最強だな」
「そりゃね、頼もしい王子様がついてますから」
枝に上手く挟まって身動き取れない二世に、
首を動かしてキスをした。
「ご褒美」
途端に、二世の顔が赤くなった。
「君、そんなに純粋で、悪魔として大丈夫なの?」
「夜は豹変すっからいいんだよ」
わからない理屈で笑う顔を見て、
僕も思わず笑ってしまった。
「悪魔くん!メフィスト二世さん!」
幽子が木の下まで走って来て、心配そうに見上げた。
僕らはもう一度顔を見合わせて、
二世は右手、僕は左手で
満面の笑顔でピースサインを送った。
(王子様の隣で剣を振り回すお姫様も悪くないね)
End.
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