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プロフィール
HN:
仲里 沙月(ナカザト サツキ)
性別:
女性
趣味:
読書*映画鑑賞*ゲーム
自己紹介:
7/12生
本の虫!倅とメシアが大好きです!好き過ぎる!
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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
こちらも過去拍手お礼小説でした。
友達関係にいい加減嫌気のさす倅。
でも告白なんかした事ない倅。
勢い余り過ぎな倅。
イイネ!という方は【つづき】よりドウゾ!
友達関係にいい加減嫌気のさす倅。
でも告白なんかした事ない倅。
勢い余り過ぎな倅。
イイネ!という方は【つづき】よりドウゾ!
最近疲れ気味な悪魔くんを連れて
親父行きつけの魔界の温泉に来た。
伸びをしながら、肩凝りにも効くかなぁなんて
ガキらしくない言い方をして温泉を覗き込んだ。
「効くだろ、多分」
「温泉だモーン!」
はしゃぐ百目を岩の影に隠れた。
「なんっで他の使徒連中までいやがんだよ!
俺は悪魔くんだけに言えって言っただろ!」
「メフィスト二世だけ悪魔くんと温泉なんか
ズルイんだモン。僕らだって温泉入りたいモン」
ぷい、と百個の目玉が別の方向を向いた。
「くっそー…今日こそと思ってたのに…」
今日こそ 告白する。
意気込むあまり、誘うのも照れくさくなって
百目なんかを使ったのが間違いだったんだな。
大体、悪魔だぞ。それも魔大公二代目が
こんなガキの恋愛みたいな
「メフィスト二世」
「ぅわあああッ!」
悪魔くんに背中から呼ばれて思わず前にこけた。
情けねぇ。
「?…温泉、もう入っていいんだろ?」
「あ、あぁ…」
立ち上がって、女湯はあっちだ、着替えはこっちだと
全員に案内してる間に、ようやく自分に戻った。
「大変だね、メフィスト二世」
「まったくだぜ。親父連れて来りゃ良かったな」
「これじゃメフィストもゆっくりできないよ」
笑いながらシャツを脱ぐ悪魔くんを思わず見つめた。
「なに?」
「あ、い、いや、なんでもねぇ!」
「メフィスト二世も入るだろ?」
悪魔くんは俺のタイを掴んで解いていった。
いやいやまてまて、落ち着け俺。
こんなもんで動揺してどうすんだ!
「顔、真っ赤だよ?」
「う、うるせぇ…」
シュル、とタイを抜いて
シャツのボタンに手をかけた。
「…どこまでやらせる気?」
「あ、わ、悪ぃ!」
慌てて悪魔くんの手を払って
自分でボタンを外していった。
「…なんだか最近変だよ、メフィスト二世」
ギクッ。
「悩みがあるなら、なんでも言ってよ。仲間だろ?」
"仲間"
「仲間なんか…やめてぇんだよ」
思わず呟いた一言に悪魔くんの目が大きく見開いた。
「ど、どうしたのメフィスト二世!
僕また何かやった!?」
「な、なんでもねぇよ!んな、慌てんな!」
「だって!使徒を辞めたいなんて…
何かあるなら言ってよ、お願いだから」
おたおたする目を睨んで思わず出た言葉は
「じゃあ俺の子供産んでくれ!」
だった。
「……へ?」
「あ、あー、えーと、違う違う」
「め、メフィスト二世…大丈夫?」
なんて言おうか考えてから悪魔くんの肩を掴んだ。
「悪魔くん」
「は、はい」
「好きだ。結婚してくれ」
ハッキリ言うと赤くなったのは悪魔くんの方だった。
「えー…っと、メフィスト二世。
とりあえず、そう言う事は
人気のないところで言った方がいいよ」
周りにはこちらを凝視してる、女性陣を抜いた九人の使徒。
(ざんしんな告白だね)
おしまい。
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