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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
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一周年 ありがとうございます!

気付けば開設より一年…早いもんです。成長してません(ヲイ

記念すべき一周年記念はずっと書いてた長編!
6月辺りからちょこちょこ書いてました。
がっつり書く時間がなくて気付けば10月…って事で一周年に合わせてみました★

いろは唄』は書いてる途中ずっと聴いてる曲でしたが
いろは唄に隠された暗号が今回とちょこっと合ったのでタイトルとして。

他とは違い、上から下に順番に並ぶよう設定しました。
一話はこの下の記事、二話はその下…ってな感じです。

今回の長編はド和風でいきます!
それでは!『いろは唄』プロローグは【つづき】よりドウゾ!
(プロローグなので短いです)






(Prologue)



「あー!負けたー!」
「お前に合わせて日本式でやってやったのに、弱ぇなぁ」

カラン、と日本刀を投げて二世が笑った。
見えない学校の体育室で二世に挑んでみたけど今日も惨敗。
強くなりたいと二世に協力を頼んだけど
さすがに人間の僕が二世に力で勝とうっていうのは
無理があるみたいだ。
大の字になって呼吸を整えていると二世が僕を覗き込んだ。

東嶽大帝を倒して三年。
足は短いし鼻は低いけど、ちょっとカッコ良くなったと思う。

「何赤くなってんだよ。そんなに疲れたのか?」
「…別に」

…調子に乗るから言わないでおこう。

「じゃ死神屋行こうぜ。腹減っちまった」
「二世の奢りだからね」

そう言いながら起き上がろうとしたら
手を差し出された。…こういうところは紳士っぽいよね。
けど、その後。
手を掴んだ僕を引き寄せて、キスされた。
前言撤回。やっぱり紳士じゃない。

「いきなり何するんだよ…」

僕の質問を軽く無視して、二世は上機嫌に僕に
キスを続けた。

「ずっと弱ぇままでいろよ。その方が、守り甲斐があんだろ」
「絶対嫌」

ビシ、と二世に人差し指を向けて精一杯の強がりを言った。

「いつか二世にだって勝ってみせるからね!」

二世は一瞬驚いた顔をして、すぐに可笑しそうに笑った。

「あぁ、信じてるぜ。真吾」
「…人間は信じないんじゃなかったの?」

人間なんか信じられるか、という二世の言葉を思い出した。
あれは出逢ったばかりの時。
明らかに人間を嫌悪する態度。剥き出しの敵意。

「あー…まあな。けど、それ以上に信じてるもんがあんだよ」
「それって僕?」
「バカ。真吾なんか信じられっか」
「さっきと言ってる事が正反対なんだけど!」
「惚れた相手ほど疑っちまうのが、愛だろ」

ニシシ、と笑う顔に脱力。
それでも手を離せない辺り、僕は随分 彼を好きらしい。



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