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お手数ですがコチラで
ご確認下さい。
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プロフィール
HN:
仲里 沙月(ナカザト サツキ)
性別:
女性
趣味:
読書*映画鑑賞*ゲーム
自己紹介:
7/12生
本の虫!倅とメシアが大好きです!好き過ぎる!
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(10/22)
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仲里沙月の悪/魔くん小説(二埋)ブログ。
本気で一気載せするつもりです。
今思えば一日一話ずつとかでも良かったんじゃ…
でも更新する時間が作れなかった時の事を想定して。
更新頻度見ると多くないのに
作品数は確実に多くなってるのは、一気載せとかするせいですネ。
はい。そんな事言ってももう遅い!
一気載せも話しもこっからですヨ!
そんな感じで第四話は【つづき】よりドウゾ!
今思えば一日一話ずつとかでも良かったんじゃ…
でも更新する時間が作れなかった時の事を想定して。
更新頻度見ると多くないのに
作品数は確実に多くなってるのは、一気載せとかするせいですネ。
はい。そんな事言ってももう遅い!
一気載せも話しもこっからですヨ!
そんな感じで第四話は【つづき】よりドウゾ!
(4)
急な上り坂を走って息がきれる。
胸が痛い。でも立ち止まる訳にはいかない。
走って 走って 僕達は小さな社にたどり着いた。
社の向こうにはまだ紅い鳥居が続いている。
きっと術者はまだ先だ。
息を整えながら辺りを見回すと
空から家獣が大きな音を立て降りてきた。
家獣から現れたのは 妖虎、象人、そして…。
「学者…」
ヨナルデ・パズトーリ。
いつも色んな事を教えてくれた。
いつだって笑って僕を迎えてくれた学者さえ
「悪魔くんを 殺すのじゃ」
虚ろな目に僕を映し、殺気を放っている。
「学者!僕だよ!」
いつも僕を褒めて頭を撫でてくれた大きな手は
今 、僕を指差して妖虎、象人、家獣が襲い掛かってきた。
二世とユルグが僕の前に立ち、攻撃を防いだ。
「無駄だ、真吾。こいつ等はもう術にハマっちまってるぜ」
「メフィスト二世の言う通りだ」
ユルグの狐火が妖虎を包み
いつも優しく諭してくれた妖虎の声が悲鳴を上げた。
「やめろ!戦っちゃだめだ!」
「悪魔くん。此処は俺に任せて、術者を倒せ」
「嫌だ!僕も残る!」
そう言うと二世が僕の身体を抱き、宙に浮いた。
「二世!離せ!」
「…ユルグに任せときゃ大丈夫だ」
ユルグはその様子を見て、口元に笑みを浮かべた。
「その通りだ。
メフィスト二世。…頼むぞ」
「…言われるまでもねぇ。手助けしてはやれねぇからな」
「俺も、鳥乙女と同じだ。心配するな」
共に酒を飲み、碁を打ち、
悪魔くんを守っていこう、と 小さな主の笑顔を守ろう、と
誓ったじゃないか。
忘れたっていうなら、思い出させてやるまでさ。
「…死ぬなよ」
それだけ言って二世はそのまま振り返らず
鳥居を走り抜けるように飛んだ。
「さぁ、やろうか。じいさん。
碁じゃ負けたが 飾りで第二使徒をやってるわけじゃないぜ」
***
「二世!戻って!」
「っるせぇ!術者をぶっ飛ばさなきゃ、呪いは解けねぇんだ!」
「でも鳥乙女やユルグを戦わせられない!」
蝙蝠猫を好きな鳥乙女。
いつも妖虎と一緒にいたユルグ。
「戦わせられないッ…!」
大好きな相手と戦うなんてッ…
降ろせと騒ぐ僕を二世は更に強く抱き締めた。
「信じてやれよ」
「…二世ッ…」
「あいつ等は選ばれた十二使徒だ。
使徒は主が一番だ。あいつ等だって…
自分やお前を悲しませる結果は選ばねぇさ」
そう言って笑った。
けどその笑顔はすぐに険しいものに変わった。
「…どうしたの?」
「…わからねぇ。
嫌な気配だ…今まで感じた事も無ぇような…」
『 テ ク ナイ 』
「え…?何か言った?」
「いや、俺は…」
「でも今確かに…」
その瞬間 空から
数えきれない程の弓矢が降り注いだ。
一本一本が血のように赤い矢が 二世の胸を貫いた。
(5)へ
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